五十肩の治療

今日は五十肩についての話です。

五十肩というと
●肩が上がらない
●背中に手が回せない
●服を着るのが辛い

色んな辛さがある傷病です。

 

症例

今回来られた患者さん
30度くらい腕をあげると痛みが出はじめて、120度ぐらい腕をあげると痛みで腕が上げられなくなる。
そんな症状です。

 

治療

現状に行われている治療のほとんどは
●痛み止めの薬や湿布で、痛みを誤魔化して根本は何も変わらない。

●痛みが出ている患部の周辺をグリグリ押して、ただ痛みで痛みを抑えつけるように指圧をする。

●肩甲骨が…といって肩甲骨の動きを改善する為に、肩甲骨の周囲を揉んでいく。

その時は一時的に改善すると思います。その時は。

痛み止めや湿布をしている時だけ大丈夫。指圧して痛みを痛みで誤魔化されている間だけ大丈夫。肩甲骨の動きが緩和されている時だけ大丈夫。

 

今回この患者さんに施した、第一の治療

「肘の周辺の筋肉を緩める」所用時間 2〜3分。

30度で痛みを感じていた腕が、150度まで全く痛みが無くスッっと上がりました。そして、いい驚きの表情を僕に向けてくれました。笑

 

根治治療

 

肩の動きは肩甲骨から、だから肩甲骨の治療を??それは見当違いです。

肩の動きは肩甲骨で決まるのならば、肩甲骨の動きはどこから決まるのでしょうか?

 

●もちろん肘も関係します。手首も関係します。手の指も関係します。

●鎖骨の動きも関係します。胸骨の動きも関係します。肋骨の動きも関係します。

●股関節も関係します。膝も関係します。足首も関係します。

 

すべての関節がスムーズに正しく稼働するからこそ、肩も肩甲骨もスムーズに稼働します。

全ての関節という骨組みを正しく稼働させるためには、全ての筋肉という動力炉の流れをスムーズにしなくてはなりません。

 

つまりは痛みの出ている肩でも、肩甲骨でもなく、身体中のいたる部分に人により種々の原因があるということです。

そうすることで正しく体は動かせるようになるでしょう。

 

最後に

先ほど述べたことは、痛みが治ったから一般的にゴールのように感じますが、あくま根治治療を目指す上での第一歩でしかありません。

真の根治治療とは痛みを取り除くだけでなく、痛まない体を作ることです。

「すべての関節がスムーズに正しく稼働するからこそ、肩も肩甲骨もスムーズに稼働します。

全ての関節という骨組みを正しく稼働させるためには、全ての筋肉という動力炉の流れをスムーズにしなくてはなりません。」

 

先ほどの文章の後に続く

そして、その完璧になった「体という道具を正しく取り扱う知識と、技術を身につけること」それが根治治療です。

という文章で完結です。

 

人間の体は優れた機械と同じなのです。どれほど優れた機械でも「使い方を知らなければ機能は半減」「雑に扱えば痛むのは当然」なのです。

 

●スマホ(自分の体)を、よく分からないまま電話とメールのみの連絡の為だけの道具として使い、無駄に維持費だけを重ねさせて浪費するのか。

●スマホ(自分の体)を、雑に扱いすぐ壊すのか。

●スマホ(自分の体)を、仕事や生活が豊かに楽しくなる為の欠かせないアイテムとして、機能をフル活用して家宝のように扱うのか。

 

僕の大切に思う患者さん一人一人には、どうなって欲しいかは言うまでもありません。

だからこそ体を扱う技術という、簡単だけど難しい技術を必死になって教えています。

来たら痛みを改善するのは当たり前で、それは出来て当然なのです。

 

そんな治療方法に興味のある方は
080−6313−9641
まで、お電話お待ちしています。

「踊る柔整師 あかまっちょ」

「あかまつ整体院 院長 赤松」

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