腰痛・ぎっくり腰の原因

関節に原因がある椎間関節性腰痛や、筋肉に原因がある筋・筋膜性腰痛、椎間板に原因がある椎間板ヘルニアなど、腰痛には様々な原因が存在します。私たちは重力下で生活しており、重力は全身性のストレス要因になっているのです。

重力は全身の構造に常に力を及ぼしています。しかし、外傷や筋過緊張による筋力の出力不足、習慣的な姿勢の悪さなどにより、重力に対抗する能力は低下します。その際、人体は身体を一定に保とうとする作用により、全身の機能を保つために筋肉や骨などの構造に依存する姿勢を取る事で、重力の影響を『代償する=かばう』という現象が起こります。

代償された姿勢(※)は、過負荷にならない限り症状を呈する事はほとんどありません。

(※)人体は、例えば何らかの原因で骨盤のゆがみが生じた場合や、足の裏で真っ直ぐ立つことを忘れその上にある骨盤、更にその上に乗る背骨をゆがませることによりバランスを取り、帳尻を合わせるように目線で水平に保とうとします。

ただし、代償姿勢で負担が掛り続け慢性化し、さらに負担が掛かると、それ以上代償できない状態(代償不全)になり、体のバランスが取れなくなります。その結果、腰痛などの症状が出現します。ぎっくり腰などの急性腰痛も、痛みが発症する以前に、その原因はすでに形成されています。つまり、物を持ち上げた時などに生じる腰に対する過負荷により、代償の限界を超え、代償不全を引き起こした結果なのです。

姿勢が猫背になったり側弯が生じるのは代償不全により体のバランスが取れなくなった結果なのです。

腰痛・ぎっくり腰を放置すると

代償不全により慢性化した腰には、常に負担が掛り続けます。骨や靭帯に負担が掛り続けるとその組織は、手にできる”タコ”や”マメ”のように刺激から体を守るために増殖や肥大化を起こします。また逆に擦り切れて変形を起こすこともあります。

上記のように組織の変形の微細な積み重ねが、腰の構造を変化させます。そのため腰痛を悪化させ、腰部ヘルニアや脊柱管狭窄症、分離・すべり症などへと進行し、疾患によっては手術の適応となる事もあるので注意が必要です。

腰痛・ギックリ腰などは終着地点ではなく、最悪の未来への通過点でしかありません。

 

あかまつ整体院での治療方法

まず、問診・徒手検査・運動動作検査で腰痛を起こしている原因を調べます。原因がご本人に分からないケースもよくありますので、しっかりとお話させて頂き状況を確認いたします。

原因を把握した上で、痛みへの『対処』として筋筋膜リリース・PNF療法・経絡治療など西洋医療と東洋医療を取り入れた独自の施術により、骨盤・背骨・筋肉・筋膜などの機能障害に対しアプローチを行い、バランスが取れなくなった状態(代償不全)を修正します。

しかし、痛みの『対処』をするだけでは痛みが発生する『過程』は変わっていないため、そのままでは腰痛・ギックリ腰といった結果を繰り返してしまいます。これを解消するため、その人の痛みの『原因』である疲労・負荷を生み出してしまっている間違った体の使い方を正す方法を指導しております。

当院では、武道・ヨガなどをもとにして生み出した「丹田身体操作法(たんでんしんたいそうさほう)」を指導しており、身体に加わる負担の変化を体感させ、感覚的な部分まで成否を実感してもらい、日常を改善してもらいます。「丹田身体操作法」を学び実践して頂くことにより、疲労や痛みを自分でコントロール出来るようになります。
それだけでなく、同時に身体が本来持っているポテンシャルを発揮出来る状態を目指します。