足底腱膜炎の治し方

ここ最近、足の裏の痛みを訴える方が何人か来られて、そのうち2人が足底腱膜炎の症状だった為、足底腱膜炎について解説・治療法を記載していこうと思います。

 

症状

●かかとの部分に痛みを感じることが多い
●稀に親指の付け根付近に痛みを感じる人もいる
●朝起きて最初に足に体重をかけたときの痛み
●歩いたり走ったりするとき
●長時間の安静の後の動きはじめの痛み
●痛みが出ても5~10分以内に一時的に解消
●足の裏の内側の縁に沿って痛みを感じることも
●慢性化すると、かかとの骨が変形して再発しやすくなる

写真の線で囲っている部分に痛みが出やすいです。

 

 

原因

●外反母趾
●扁平足(へんぺいそく)
●ハイアーチ(スポーツをよくする人に起こりやすい、扁平足の逆の状態)

足底のアーチといって、足の形状がおかしくなり足底〜ふくらはぎの筋肉に偏った負担が加わり続けること。
(かかと、指先、外側など重心の位置が、偏り続けた結果で起こる。)

 

●浮き指(足の指を使えない人)
●かかと重心(歩行だけでなく立位の状態)

常時かかと重心で指先をうまく使えない為、足底〜ふくらはぎの筋肉に偏った負担が加わり続けること。

 

治療法

●マッサージ(筋膜リリース)

偏った使い方でバランスの崩れた、異常のある筋肉(筋膜)の緊張を正常にする必要があります。

 

●足指のトレーニング

過度の筋肉の緊張は上記の方法で改善する事と同時に、使わなさ過ぎて緩みきった筋肉or使わなさ過ぎて硬直しきった筋肉により足の形状が変形させられた骨格を、正しくトレーニングすることにより改善します。

 

●重心コントロール(姿勢改善・体幹力強化)

重心がずれていることに気づいていない為に起こる、自分の体の異常を理解してもらい自分の意思で改善する、独自の運動療法を覚えて頂きます。
それと同時に、小手先の動きなり増えた末端の負担を減らす為に、体の芯の力を活かし末端の負担を減らす独自の運動療法を覚えて頂きます。

 

最後に

単純にマッサージやテーピング・サポーターだけでは根本的には改善せず、一時的な痛みの改善でしかなく、再発を繰り返す原因となります。

根本的になぜこうなったのかを知識として頭で理解し、そこを優先的に改善するべきです。つまりそれは重心コントロールについてです。

 

何事もですが目先の物事にとらわれてはダメです。痛みの場所、一次的な痛みの解消に惑わされてはダメです。

自分の体に起こっている異変から目をそらしてはダメです。本当に改善するべきことから目をそらしてはダメです。

 

踊る柔整師 あかまっちょ
080−6313−9641
あかまつ整体院 赤松

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